子供の咳と鼻水
子供の咳と鼻水
子どもの咳や鼻水は、季節の変わり目や感染症の流行時期に多くみられる症状です。咳の強さや鼻づまりの程度、発熱の有無などによって原因や対応が変わります。
咳や鼻水は、発熱の有無や症状の組み合わせによって判断が変わります。
もっとも多い原因です。ライノウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどが鼻や喉の粘膜に炎症を起こし、透明な鼻水から始まり、数日で粘り気のある鼻水に変わることがあります。これは回復過程でもよく見られる変化です。
乳幼児で注意が必要なウイルスです。鼻水に続いて咳が強くなり、呼吸が速い・苦しそうなどの症状が出ることがあります。哺乳量が落ちる場合は早めの相談が必要です。
黄色〜緑色の鼻水が10日以上続く場合に考えます。鼻水が喉に流れ込む「後鼻漏」により、特に夜間や朝方に咳が強くなることがあります。長引く咳の原因としてよく見られます。
かぜ症状が悪化して気管支や肺に炎症が広がる状態です。湿った咳、痰が増える、呼吸が速い、ゼーゼーするなどの症状がみられます。発熱が続く場合は評価が必要です。
透明でサラサラした鼻水、くしゃみ、鼻のかゆみが特徴です。発熱を伴わない点が感染症との鑑別になります。鼻水が喉に流れて咳が出ることもあります。
夜間・早朝、季節の変わり目、運動後に咳が強くなる場合に考えます。ゼーゼー・ヒューヒューという音がすることもあります。咳だけが続く「咳喘息」の形もあります。
長引く咳の原因として知られています。発作的な咳、乾いた咳が数週間続くなど、特徴的な経過をとることがあります。
咳や鼻水は、症状の組み合わせや全身状態によって必要な対応が変わります。武井医院では、年齢・経過・周囲の流行状況などを踏まえて、必要な検査の有無を丁寧に評価します。
インフルエンザのように、検査結果が治療選択につながる場合は状況に応じて検査を行います。一方で、RSウイルスやアデノウイルスなどは、検査をしても治療内容が変わらないことが多いため routine での検査は行っていません。
ただし、咳が長引く場合や全身状態の評価が必要な場合には、病状の把握に役立つことがありますので、個別に判断しています。
同じ症状がご家族に広がることは珍しくありません。武井医院では、親御さんや兄弟の方も一緒に診察が可能です。家族全体の状況を踏まえて判断できるため、症状の見通しが立てやすく、受診の負担も軽減できます。